一番好きなジャンクフードはフライドポテト。
たまに食べるコンビニのごはんや、ファストフードが好きだ。
私の中ではごちそう的位置づけ。
子供の頃、母は私にほとんどジャンクフードを与えず、毎日手間暇かけて手作りのごはんを与えてくれた。
だから、たまにしか食べられなかったジャンクフードを逆にごちそうだと思うようになったというわけ。
母からしたら、なんだかな〜な話ではある。
ここで誤解のないように言っておくと
母の料理は美味しいし、私たち兄弟(私には弟と妹がいる)の好みを完璧に把握しているし、不満なんて一切ない。
実家に帰ると、母の料理は楽しみの一つだ。
そして離れて暮らしている今、私は自炊をするが別に料理が下手クソということはない(強調)。
見た目やクオリティーはさておき、食べられる料理は作れる。
でも、なんだかジャンクフードは未だに特別な存在なので、食べる機会があるとウキウキしてしまうのだ。
かといって、毎日食べる気にはならず、やっぱりたまに思いついたときに食べるのがちょうどよかったりする。
だから普段はなるべく自炊をしたり、買ってくるにせよサラダやお惣菜など健康的なメニューを選ぶ(揚げ物は例外)。
これももしかすると母の教育の一環だったのかもしれないな、と最近思う。
(離れて暮らすようになって実は母に色々と暮らし方を仕込まれていたことに気づいたのである)
高校の頃は、帰りのコンビニで買う肉まんが大好きだった。
(中学までは通学路にコンビニなんかなかった)(あるのは田んぼだけ)
でもこれも毎日じゃなくてたまにだった。自分のお小遣いから出していたし。
そういえば、今の高校生は帰りにおなか空いたら何を食べるんだろう?ファミチキ?
美味しいものは生きるためのモチベーションだ。これは間違いない。
でも、ごちそうはやっぱりたまにくらいがちょうどいいのだ。
特別なものを特別なままにするには、ある程度の距離が必要なのかもね。
などと思う今日この頃。
しばらくはささやかだけど好きなものの話を一つずつしていこうかと思うよ。
ここまで読んでくれてありがとう。また。