インプロの呼吸 壱ノ型・脱力
久しぶりの更新になってしまった。
よく見たら半年ぶりで驚いた。
暇ができたというわけではまったくないが
(なにしろ「正義のみかた。」稽古期間中だし、おまけに年末も近づいてきた)
書き記しておきたいことができたので書いておく。
前提として、鬼滅の刃は全然読んでない&観ていないので、あんまりよくわかっていないことは先に言っておこう。
一応タイトルをつけるために定型句については調べたのだが…いっぱいいるであろうファンの方、ごめんなさい。
先日の稽古のウォーミングアップで呼吸をし、力を抜くことに重きを置いたエクササイズをやった。
人間、ストレスがかかると呼吸が浅くなり、最終的には止まり、体に力が入るものだ。
そうなると周りの変化を察知することもできないし、咄嗟に動けなくなる。
これはインプロでは致命的だ。
アイディアが出ない、まずいと思い始めると
呼吸が止まり、体もこわばり、余計に何もできなくなっていく。周りも見えない。絵に描いたような悪循環の完成だ。
そんな時こそ力を抜き、呼吸をし、予感を察知しそこに乗っていくことが大事、ということだった。
ふと、アクションのことを思い出した。
インプロとは違い次に来る手は決まっているが、その手を出すタイミングは意外とふんわりしていて役者に委ねられていたりする(曲きっかけなど、ガッチリ決まっている場合もあるが)。
あ、来るな、というのを察知しそれにあわせて動く必要がある。始めてすぐの頃は、手を知っているからと一瞬先に動いてしまうこともよくあり、師匠から「予知するな」とダメ出しされていたものだ。
これもつまり予感というか気配というか、そういったものを察知することが必要になる場面だった。そして私はアクションに関してはそれがもうできるのだ。
そういえばアクションの稽古でも「息してる?」と言われたことがある気がするし、いっぱいいっぱいのときは大体呼吸ができていなかった。
なんだ、根本は同じじゃないか!
一人で納得しているのもアレなので、誰かが腑に落ちるといいなぁと思ってこうして書いてみた。
まぁ、インプロとなると無限の選択肢があり自由度がめちゃくちゃ高い分、自分の察知した予感が相手の思惑とずれるということもあるのだが、それは日常でもあることで何らおかしいことではない。
そのずれから何か面白いことが生まれるかもしれないし。
一番良くないのは、恐れから何もしないことかな、と思う。
何もしなかったら何も生まれない。停滞してしまうだけだ。
失敗しても何かが生まれれば、先に進めるかもしれない。
…などと、言葉で言うのは簡単だ。
実際やるのが難しいのだ。
でも、挑戦する価値はある。
下手でもうまくいかなくても、今日も私は全力全開で稽古に挑むよ。
そんなわけで、気合入ってます。
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